中学の時の家出と、私が思う親子関係についてちょいと語ってみた。

ある日、神戸から高速バスで徳島まで帰って来る機会があり、

 

そのバスの中で見かけた親子のハナシ。

 

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  • お母さん(30代半ばくらい)
  • 子供(小四ぐらいの男の子)

 

子供→「明日、友達の家で遊んでいい?」

 

お母さん→「誰の家??何時に??」

 

その質問に対しての子供の答えを聞くより前にお母さんが、

 

お母さん→「学校から帰ってきて4時半ぐらいから遊びに行って、何時に帰ってくるつもり??危ないし、5時半までに帰ってきてなかったら、その友達の家に電話するから!!」

 

と、バスの中であることを忘れてるかのように、まくしたてていました。

 

子供→「…うん。」

 

確かにね、お母さんの気持ちもわかる。

 

だってなー子供のこと心配やし、友達の家に行くとなればそこのお家にも迷惑かかるし、とか。。

 

でもねー何でも制限かけると

やっぱりよくないんじゃないかと。

 

私も子供のころ、親がとても厳しかったんです。

めちゃ制限かけられてました。

 

いやいや、今みたいに携帯もない時代に、

なんの制限かけられるん??

と思うかもしれんけど…

 

中学の頃は…

 

門限、テレビ見る時間、

成績は5教科で400点以上とか、

その他もろもろ。。

 

え、400点が基準とかちょっと頭良かったんじゃね??って思った方、実はそーなんですよ(ドヤ顔笑)

 

今となっては…ですが笑笑

 

でも、その頃は親が言うてることが絶対やと思ってたから、

全く疑うことなく日々暮らしてたけど…

 

だってねー決められた道しか

選択肢がなかったから。

 

高校進学の時も、

第一志望から第三志望まで同じ高校を書きました。

 

そう、親に言われたので。

 

今思えば、ほんまに「はぁ?」て感じですが。

 

その高校に入るために、学校の宿題プラス塾の宿題、塾で夜遅くまで勉強…

 

今はダメになったみたいやけど、

昔は塾で12時超えとかザラだったたもんねー。

 

そんな生活をしていても、やっぱり成績が落ちることもあり

 

どうやってこの成績表を親に知られないようにするか

 

どんな嘘をついてごまかすか

 

どうすれば怒られないで済むか

 

そんなことばっかり考えてた時もありました。

 

 そんなある日、親の言いなりになって親の言われたことしかしてなかった自分に気づき

 

私の中で何かがプツッと切れました。

 

色んなことに耐えきれなくなり、家出を決行したのです。

 

"今すぐこの家から離れたい"って思う一心で…

 

当時の私にはこの選択しか考えられませんでした。

 

真夜中に家族が寝静まるのを見計らってから、

 

無駄にガチャンと音をたてる団地のをあけるのに苦戦し、

 

静かに玄関のドアを閉めた感触を今でも覚えています…

 

そして、その荷物のほとんどが

ドラゴンボールのマンガだったというわけです笑

 

 

masantan.hatenablog.com

 

 今でも大好きやけど、

 

当時は超絶好きやったんですかね、多分笑

 

で、まぁ中学生の家出なんかソッコー見つかって連れ戻されるわけです。

 

しかし帰宅後、思いっきり怒られるわけでもなく、

 

なぜか

"この子にはなんか憑いてる"

的な扱いになり、

 

お祓いとか連れてかれることに。。

 

当時の私からしたら、

 

「なんでそうなんねん!?」

 

って感じだったけど、親にとっては

それが最終手段だったんかなーと。

 

この子、ヤバイ、アカンて思ったんかも…

 

家出暴露自体はそんなに中身のない、

ただのエピソード話でしたが…

 

この経験を持つ私は、心に決めたことがあります。

 

「将来、自分の子供には私と同じ思いをさせない!!!」

 

"制限" そりゃね、ある程度は必要だと思うんですよ、

 

危険なとこには行かないとかね、法律に反することはしちゃいかんとか、

 

でも、一定以上の制限、親目線、

大人目線からでしか考えられてない制限

 

いらないんちゃうかなーと。

 

結局は大人の都合だけで制限かけてることって多いんちゃうかなって。

 

子供にこうなってほしい、こんな道に進んで欲しいって気持ちが強すぎて

 

選択肢を与えずに、なんでもかんでも先に決めてしまう。

 

大人の思う道に誘導してしまってる。

 

それが、子供の為だって思いこんじゃってる。

 

そうすると結果、、

 

社会に出たときに自分で判断できない、

 

何にも自分で決めらんない大人になっちゃう。

 

うん??まぁどっかで聞いたことあるやつだよね笑

 

てかね、「夢を持ちなさい」

とか言うくせに、

 

「ただし、夢はこの中から選びなさい」とか言っちゃうわけ。

 

そんなアホな!?!?

 

 そうならないためにも、今子供と向き合ってる状況にいる私がするべきことは…

 

大人の勝手な都合で制限しない

 

自分の叶えられなかった夢を押し付けたりしない

 

子供たちがやりたいって言ったことを尊重する

 

もちろん、

「完全にその道はアカンやろー!!」

ってときは、

 

「それはちゃうやん!?」

って言って、

 

ちゃんとその意味も伝える。

 

それでも子供らからしたら、「うぜぇ」とか「干渉すんな」とか

 

思われとるやろなー

 

だけど、諦めずに話し合っていきたいと思います。

 

どう話し合うのが正解なのかなんて分からんし、

 

一生正解は分からんと思う。

 

毎回毎回、子供の意見ばっかりを呑むのもまた違うし。

 

はい、ムズいです、果てしなく…

 

それでも、お母さんである私の元に、

私を選んで産まれてきてくれた子供たち

 

何にも変えられない大事な存在です!!

 

"子供は親を選べない"って意見もあるけど、

 

"子供は親を選んで産まれてきている"

 

と、私は思っています。

 

『親に虐待されて亡くなってしまう子供たちがいるのに、そんなはずないでしょ』

…とか、

 

賛否両論あると思いますが

 

それでも信じています!!

 

そんな子供たちを、全力で助けるのが、

全力で味方でいるのが、

 

私の役目だと思っています!!

 

中学、高校、短大、と幾度となく家出を繰り返し

 

親との対話から逃げ続けていた私でも

 

こうして色んな壁にぶつかりながら子育てしています!!

 

"教育"なんていう、大それたことはしていません。

 

ただ、子供たちのことを最後まで信じて

 

話を聞いていられる存在でいたいと思います!

 

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そんな私は、アニキと九州に向かっている船の中でこのブログを書きました…

 (※帰ってきてPCで色々手直ししましたが)

 

私も、子供たちに制限ゼロではありません!!

 

自分の考えを再度確認して、

自分に言い聞かせるためにもこの文章を書きました。

 

今回、九州に行ったのは、

 

アニキの未来を応援するために!!

 

まーそれはそれは長い長い道のりで、

 

隣県である愛媛の存在が大嫌いになりそうな2日間でしたが

 

無事に帰ってまいりました。

 

また気が向いたら九州レポ書きます!!

 

私は、神社しか行ってないけどね笑

 

 ※最後まで読んでくれてありがとうございます。

 もし、少しでも共感する部分があったり、おもしろいって部分があれば

 ぜひシェアしてください( ´艸`)